
FUGA GUITARS
ABOUT
FUGA GUITARSのフウガ(風雅)は
「上品さ」や「みやびやかなこと」
という意味があります。
某エレキギターメーカーの工房で研鑽を積んだ職人が
ディテールまで美しいギターを心がけ、
一つ一つの工程を丁寧に作業しています。
そして、さらに対極にあるワイルドな鳴りを
両立させるエレキギターを追求したいと考えております。
日本人の作るギターは
作りが緻密で見た目の美しさは素晴らしいですが、
音に関してはかっちりしすぎて面白くないと評価されることがあります。
精巧に作られているからこそ、そこに遊びが少ない。
そのことが結果的に「綺麗な音は鳴るが、個体差があまりない」
「無個性の量産型に感じられてしまう」という感想をプレイヤーに抱かせてしまうのでしょう。
一方で、海外製の楽器は、
作りがやや曖昧ながら偶然あいた隙間など良い意味でのルーズな要素により
結果としてワイルドな鳴りをすると考えられます。
(決して海外製の楽器の作りを批判するわけではありません。
むしろ海外メーカーさんの楽器を大変リスペクトしています)
1本1本の個体差は楽器の個性につながり、
プレイヤー視点からも世界に1つの相棒を見つける楽しさがあります。
世界でただ一つの個性ある一本を、
FUGA GUTARSで叶えてみませんか。
あなたからのオーダーを
お待ちしております。
FUGA GUITARSでは、
楽器製作から調整・メンテナンス、修理、改造など
幅広くサポートをさせていただきますのでご安心ください。
FUGA GUITARSに興味を持っていただいた方は
まずはお気軽にお問い合わせくださいませ。
お待ちしております。

代表挨拶
FUGA GUITARS工房ウェブサイトをご覧いただきありがとうございます。
当工房は2025年4月に、兵庫県神戸市にて開業をいたしました。
オーダーメイドギターの製作、リペア、カスタムなどを行っております個人工房です。
代表である私、藤原穣人は兵庫県の神戸市で生まれ育ちました。
私は阪神淡路大震災から復興していく神戸と共に育ってきました。
復興フェスなど音楽が人にもたらす勇気やエネルギーを肌で感じ、神戸の音楽を盛り上げていきたいと強く志すようになりました。大きな震災が起こるたびに、「自粛」という内にこもる呼びかけが起きますが、音楽だけは自粛する方向ではなく人々を励ますためにより活発になると感じています。
逆境すらも力に変えるものが音楽だと信じています。
独立開業前は8年間大手ギターメーカーの工場・工房(長野、佐渡、埼玉)にて勤め、その後生まれ育った神戸に戻ってまいりました。地元での開業に向けて少しずつ準備を進めていく中で、過去にお世話になった先生からありがたいことにお声をかけて頂き、母校のギター製作学校で約5年間の講師を務めさせていただきました(2025年は業務委託という形で携わらせていただきます)。今ここに立っていられるのは恩師、先輩方、同僚、生徒たち、独立の際に助けてくれた人々との出会いがあったからです。
少しロックな比喩にはなりますが、苦しい時こそ己の心に中指を突き立てて歩んできました。
その突き立てた中指を折れないように支えてくれたすべての人に心より感謝申し上げます。
そして、これから出会うすべての方に真心をもって自身の経験や技術を使い、地元神戸から様々な音楽シーンに貢献できるよう頑張ってまいります。
FUGA GUITARS代表 藤原穣人